中学受験の問題・・難しすぎない?

2024年受験組の息子。中堅校を頑張って受験します。最難関、難関校受験の方にはあまり参考にならない記事ですが、中堅校受験の方々の情報があまりに少なく私自身も手探り過ぎて迷走状態。もし同じ状況の方、これから受験の方、に参考になればと発信しております。

息子のスランプ「五ツ木模試恐怖症」

第2回五ツ木駸々堂模試の結果が思いのほか良くて有頂天気味の息子。私も同様にひょっとして受かるんじゃない?とか淡い期待を頂いていた頃、そうそう5年生の1学期。続いて第3回の五ツ木駸々堂模試がやってきます。関西近畿圏の中堅校狙いの方、付属校狙いの方、塾無し受験の方は割と多くチャレンジする模試になります。

五ツ木駸々堂中学進学学力テスト(通称五ツ木の模試)

 ・3月~11月まで年に6回開催

 ・特別回は10月に志望校で受験できる(一部開催しない学校もあり)

 ・受験料は約5000円くらいで、申込方法や決済方法で変わります。

 ・塾から申込、個人で申込等方法が選べます。

 ・一部の学校では推薦合格等の目安になります。

当然息子第3回を受験するわけですが、1週間前くらいから五ツ木の模試いやや・・・と言い出しました。あれ?どうした?私はいつものように面倒くさがっているのだろうと思って受験を促しますが、どうも嫌らしく受けたくないと言います。困ったものだと思いましたが、その同じ週に5年生宿泊行事があったので体調面も考えて「まあ、受けたくないなら飛ばしたらいいか」とかなり甘々の判断を下します。塾に相談したところ「まあ、いいですよ~また塾で時間計って受けて頂きますので」との回答。塾の授業コマ以外時間で自習室でテストして頂けるとの事で、私もそれならいいかと思いました。

そして宿泊行事も無事に楽しく終え、頃合いをみて塾で五ツ木駸々堂模試5年生第3回をテストすることになりました。この辺りは団体申込しているとフォローしてくれるようで有難いシステムだなと思いました。息子を送り届けだいたい3時間くらいでと言われていたので呑気に買い物でもしようかと時間を潰していたら

塾担当者
塾担当者

すみませんが、○○君の体調が思わしくないようで吐き気を訴えております。

お熱はないようなのですが・・・・

すぐにお迎えに来ていただけますか?

私

!!!!

わかりました。すぐ迎えにあがります!

塾の近くにいたのですぐに迎えに行けました。あ~疲れが出たのかな・・吐き気っていやだなぁ~無理させたかな~とかいろいろ考えながら迎えに行くと、顔色真っ青な息子がいました。これは明らかにしんどそう・・・。とにかく家に帰らせました。体温を測ったり、様子を見たり、いろいろしながら1時間・・・みるみる血色がよくなって「なんか元気になってきた~!」とニコニコ言います。

え?まじか!!

いましんどくないの?吐き気は?と聞くもすっかり元気になって、TVでYouTubeを見だす始末です。

この時はとりあえず体調がよくなったので一時的なものだったと思ったのですが、これはもしや・・・極度の緊張からのそれではないか?と思い息子にいろいろ聞いてみました。

私

なんか、テストがいややったん?むずかしかった?

どんな感じでしんどくなってきたか教えてみて~

息子
息子

なんか国語の時はすらすら解けて全然しんどくなかってん。

でも算数して難しくて解き方が分からん問題が出てきて、なんかドキドキしてきて

急にしんどくなってん。

で、このまましんどくなったらどうしよう・・ってなってじゃどんどん焦ってきて、すごく気持ち悪くなってきた。との事。まさに極度の緊張からのそれです。私はよく先生にしんどいこと言えたね。と言って・・・う~んと考えてしまいました。

これは明らかに精神的なものから来る緊張ストレス性の体調不良です。私が乳がんになって入院手術したときや、大阪北摂に大きな地震があった時、台風が直撃したとき、割と息子は分かりやすく不安にかられます。そして登校できなくなったり、しくしく泣いたりするタイプです。今回もある程度時間がたつとご飯もしっかり食べてキャッキャと遊んでおりました。今回の10歳の息子が体で訴えるこのストレスの原因は何なのかを探ることにしました。

どうやら算数が怖いとの事。。。国語の問題は学校で習う事、ようは知ってる問題と大差なく息子にとってはまだ解きようがあったようです。しかし算数においては、この時まだ受験対策など何もしていない、とりあえず6年生までの学校の内容を終わらせることに必死だったカリキュラム。全く知らない、自分が見たことも聞いたことも、ましては解き方なんてわからない問題だらけだったわけです。学校の成績はまあまあ良く、そこそこできると自信があった息子は、少なからず衝撃を受け、そして人生で経験したことのない焦りを感じたようです。

まあ、習ってないもの、勉強していないものは解きようがないのは当たり前。これから学習すればいいだけなのですが、息子はそのひょろひょろと高く伸びた鼻をへし折られ意気消沈からの体調不良になったという事です。

五ツ木はま~難しいですからね~

塾の先生に個人面談時、今回の体調不良・五ツ木恐怖症の事をお話すると

先生
先生

ま、五ツ木は難しいですからね~まだそんな解けませんよ(^^)

私

はぁ・・・。

なんじゃそりゃという回答を頂きました。事前に少しでも息子に「難しいから解けなくて当たり前」とか「テスト慣れするためだよ~」とか言ってくれたら少しは違ったかな。私はこの時五ツ木駸々堂模試の事もまだあまり理解していなかったので上手にフォローもできませんでした。とにかく情報が少なく・・・中堅校受験の話題はタブーなのか!!というくらいネット上には有益な情報がないと・・・。

次の回の五ツ木駸々堂模試も朝から少し緊張気味・・・の様子。これはいかん!と思い試験会場まで歩いていき(3kmほど)体を動かしていっぱいどうでもいい話をして、ポケモンGOなんかしながらとにかくリラックスさせました。そして試験会場に送り出すときは「名前書いて問題貰ってくるだけでいいからね~」と訳わからんエールを飛ばし、周りに白い目で見られた親子です。

幼少期から感受性が強く、怖がりでなかなか曲者の息子。母に言うと私もよく似ていたらしく

そろばん塾に入塾する時も「そろばんできないから行きたくない」と泣き喚いていたよう・・・。

そうだ、思い出した。私は「できない事」を「できない」というのが苦手な子供だったわ。できないから教えてくださいも言えない。自分の立ち位置や弱点が分かることをとても怖がっていた覚えがあります。プライド高いとかそんな意識もないんです。とにかく簡単に言えば臆病だったのです。

長くなったので次回へ

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中堅校受験、大学付属校受験、塾無し受験の方にもおすすめです^^

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