~息子の中学受験の様子の日記です~
始まりは突然に
息子が4年生の時、我が家に遊びに来ていた同級生が数人がふいに中学受験をすると言い出しました。その同級生は公立の中高一貫校を受験するとなんだか得意げに話しています。もちろん私は傍らそっと見守るだけ。息子の反応は「受験って何?」って感じでその時はあまり気にも留めなかった様子でした。
私自身が教育に熱心ではなく、どっちかというと勉強嫌いで生きてきました。商売をやっていた両親からは人生の渡り方や、お金の知識、人とのかかわり方を教わって、中学校はもちろんみんなが行く学校に行くもの行かせるものと思っていたので、まさか息子が中学受験するなんてこと、この時は思いもしなかったのです。
僕、給食キライやから受験する
ある日息子が突然こんなことを言い出した。「中学受験したら給食じゃない学校行けるんやて!」だから給食のない学校行きたい!と。
私は小学校給食がトラウマ級にキライでキライで本当に地獄でした。給食が嫌だったことしか思い出がないくらい私の人生は給食に支配されていました。でも息子は給食もきちんと食べてくるし、5時間目迄残って食べさせられることもないし、そこまで給食をストレスに感じているようには見えません。
「給食がイヤやから中学受験してお弁当や食堂がある学校に行くなんて・・・いやいや。。。それ本気か?」
となんども確認。本人は真剣でした。給食が嫌いなのではなく、ママのお弁当が毎日食べれるなんて幸せすぎる!という理由です。これに関してはそんなこと思ってくれるなんて本当にうれしいのですが、中学受験合格=6年間の弁当作りが確定!というわけでなんともいえない気持ちになります。
動機がめちゃくちゃ不純ですがそのために勉強を頑張るというなら「まあ、やってみなされ」と4年生の冬息子受験のいばらの道に踏み入れたのでした。
母としてはこれからの塾代、私立中学校費用、6年間のお弁当作り・・・・・罰ゲームか!と思ってしまいました。
つづく