【最終回③】息子の中学受験

2024年受験組の息子。中堅校を頑張って受験します。最難関、難関校受験の方にはあまり参考にならない記事ですが、中堅校受験の方々の情報があまりに少なく私自身も手探り過ぎて迷走状態。もし同じ状況の方、これから受験の方、に参考になればと発信しております。

なかなか出願から受験本番までの事を書き綴ることが出来ませんでした。うまく纏められるほど客観的冷静に眺めていられなかったかもしれません。すべて終わった今最終回として書き記し本来の旅ブログに戻ります。

3日目(同校3回目)の受験

同じ学校を何度も受験できるのは中堅校ならではでしょうか。。最難関、難関校なんて1発勝負ですよね。チャンスを複数回用意してくださるのはありがたいことです。2日目の手ごたえがあった試験でも上位コースに届かず、例年の最低合格点は本当か?などと疑うくらい惜しかった息子。悔しさをバネに3日目にもチャレンジします。

3日目ともなると、学校の前は受験生の姿もまばらで閑散としていました。それでも大手塾の先生方は熱いエールを送られていましたが、どことなく活気はありません。おそらく本命校が残念で最後の希望をもとに当日受験を申し込んで駆け込んだ方もおられると思います。ああ、まだ生まれて11,12歳の子供たちがこんな思いで夢にチャレンジしているのか。。。と、なんともたまらなく切ない気持ちになりました。

息子はすでに標準コースで合格はいただいているものの、やはり晴れ晴れした顔はありません。彼のなかで受験はまだ続いており、今日ですべて出し切ることになります。息子が最後まで頑張っているのに、私は無理だろうと思っていました。2日目の自信満々、自己採点でも過去最低点を超えている状況で不合格だったのですから、もう受かる気がしませんでした。最後まで納得するまでやりきることで、入学後の何かにつなげてほしいそう思うだけでした。

最後のチャレンジの結果

受験後すっきりした顔で校舎から出てきた息子。

息子
息子

難しかったけど、やり切った。

ママ
ママ

がんばったね!終わった終わった!

息子は上位コースには届かなかったと思っているようでした。ですがその顔は晴れ晴れしていてやっと受験が終わったという安堵に包まれていて、これからの中学生活を楽しむ顔に変わっていました。

自分が納得するまで挑戦し続けたこと、体調も崩さず最後まで頑張りきれたことがどんなにすごいことかと思います。それだけでももう十分です。

夕方の合格発表、PCの前でスタンバイする私。息子はどっちでもいいという態度でした。おそらく上位コース不合格だと思っているからでしょう。息子の手ごたえ通り、残念ながら上位コースには届きませんでした。ただ、標準コースではまたまた合格を頂き、同校の同コースを3回も合格判定いただいたことになります。これはもう笑うしかないとと二人でケラケラと笑いました。

受験は通過点

息子の新5年生から始まった中学受験は、希望校合格も志望コースは届かない結果で完了しました。ずっと行きたいと思っていた学校に通学できる事を誇りに思っています。そして新たな中学校生活を楽しみにしている姿に私もうれしく思います。息子は受験が終わっても、今まで通り朝1時間、夜1時間の勉強を続けています。何も言わずも自分から進んで机に向かっています。4年生までゲームとYouTubeが大好きだった息子、もちろん受験期間中も、ゲームYouTubeも楽しんでいましたが、明らかにその時間は勉強時間へと変わりました。この受験で学んだ大きなことがあります。自身でタスク管理、時間管理ができるようになったことです。

そして、入学後も上位コースに上がりたい、そこを目指して頑張りたい気持ちがあふれ出ています。なんだったら受験前よりもより目標が明確でやる気にみなぎっているように感じます。親としては「その本気をもう少し前に・・・出してくれてたら」とか”タラれば”を考えますが、受験を経験したから得たこのやる気、この受験での収穫は大変大きく将来をも左右することになるのだと実感ました。

最後に

長々と書き続けた受験ブログでした。お付き合いいただきありがとうございました。受験に並走した毎日でしたがとても楽しかったです。私ももう一度小学校に戻って中学受験出来たらなぁとまで思いました。偏差値では測れないドラマがあり、2月の勝者とまではいかない世間から見たら「ゆるい受験」であってもそれは決してゆるくはなく、その子なりの努力と葛藤があり前に進んでいかねばならないものでした。

そして今すべてを終えて感じたことは中堅校以下でも絶対に

「なめてはいけない」

これにつきます。

勉強をしっかり積み上げないと合格しません。算数をやりこまないと合格しません。まぐれはありません。志望校は早め絞った方が対策がしやすいです。五木の模試判定は優秀です。プレテストは受ける。過去問は最後の最後に。一行問題や計算演習は毎日1発100点を。英検、漢検等使えるものは使う。親は情報を網羅して高望みせず、合格可能校をきっちり合格するようにフォローする。

「親が親のための中学受験にしてはならない」

中学受験を頑張れらる皆々様の素晴らしい未来を願います。ながながとお付き合いありがとうございました。

次回からは本来の旅ブログに戻ります^^次回「合格祝いのディズニー旅行」の詳細をお伝えしていきます♪

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